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ナラティブRBA奨励賞

2008.04.08

2008年4月MVP受賞 いずみの杜診療所 千葉一枝さん/GHいずみの杜 Aさん

■推薦者:いずみの杜診療所 W係長、石川学係長、田中しなの係長
■対象者:いずみの杜診療所 千葉一枝さん

(石川係長)何事にも全力投球の彼女を紹介いたします。朝、出勤すると朝早くから「おはようございます」と気持ちのいい挨拶がとんでくる。利用者さんが来所してきても、元気な挨拶。また「おはようございます」の他、「ありがとうございます」「お疲れ様でした」など彼女は挨拶のスペシャリスト??なのかと思ったくらい元気な挨拶が最高!!そして誰よりも想い、責任感が強く、イベントに対しても利用さんの楽しんでもらいたい一心で企画などを立てている姿がとてもいい。(一心で企画を立てたのに彼女自身体調を崩してしまい当日参加できないことも・・・)そんな彼女は利用者さんからはもちろん職員からの人望も厚い。某係長も彼女に何度も助けられ、そして支えられきっと感謝の気持ちでいっぱいであるに違いない。そんな何事にも全力投球で利用者さん、職員想いでアネゴ肌の彼女に日頃の感謝の気持ちを込め、今回の月間MVPへと推薦させていただきます。

(田中係長)、昼、夕いつでも、2階に居ても彼女の声は聞こえてくる。おはようございます。ありがとうございます。お疲れさまです。利用者さんにはもちろん、その挨拶は職員にも向けられている。特に若い職員には頑張ったね。凄いねととにかく声がけが多いのである。挨拶が課題である当事業所において自然にでてくる言葉はとても清々しい。そんな彼女は仕事量が非常に多く、相談業務まで担っておりケアに集中できないのが現状であった。そんな逆境の中、スタッフが少ない時、飛び込みの仕事が入った時、チームをぐっとひとつにまとめ、瞬時に判断し的確な指示を出す。男性入浴介助ヘルプの直後、気づけば玄関で帰りの送迎の呼び込みをしている。彼女の集中は凄い。常に周りに気配りをし、声をかけて一日を終えた時どれほどの疲れを抱えていることだろうと心配になる。「私は影の女でいいんです」とそっと彼女は語る。しかし光がないところには影はできないものである。彼女は影なんかではない。日が当たり自身も光を放つ太陽である。それを謙虚に語る彼女にもっともっと光がそそぐように、利用者さんに満足してもらえるデイケアを一緒に創っていきたいと私は誓ったのである。


■推薦者:GHいずみの杜 川井丈弘係長
■対象者:GHいずみの杜 Aさん

(ずっと)待ってるから」私が彼にかけた最後の言葉。 私が彼の悩みに対し、共に考えるべく何度も何度も話を繰り返してきたが、私の力不足か彼の気持ちが一向に上がってこない。彼が自分で考える時間を持ってみるというので、私なりの想いを精一杯ぶつけてみて最後に言った言葉でした。彼が悩みに悩んできたこの数ヶ月。彼にとって人生の分岐点だったのは間違いない。グループホームのユニットリーダーとして、利用者様とまさに職業道楽し活き活きしていた去年までの彼の目はそこにはなかった。いつも他のスタッフの人在育成やメンタルのフォローなどに一生懸命だった彼は、自分が壊れかけてしまっていたのには気付けず、気付いた時にはどん底まで落ちていた。私は今まで色々な人たちに出会って来ましたが、法人の「理念や社風が大好きです!」「だからここで働いています!」と自信をもってきっぱりいえるA君のことを誇りに思っています。「働く」ということに対して、少なからず誰でもプライベート、経済面、仕事環境、仕事内容など色々と大切にしたいウェートがあるかと思いますが、彼の芯には理事長の掲げる理念と社風がしっかりとあるんです。だからこそ、彼があがってくるのを信じて、私も今まで仕事をしてきた中で一番じゃないかと思える程、何度も彼と話をし、そして数週間待ちました。彼が数週間後、私のところへ話しにきました。今までの苦悩から一つの答えを見つけた彼。「私はここの法人が大好きです」と以前の彼の強い目でいってくれました。今の彼は、自分らしさを取り戻し、元気にまた利用者さんやスタッフと向き合っています。彼が自分らしさを取り戻したきっかけのエピソードをひとつ。入居している50代の利用者さんの実娘さんが4月末にご結婚されました。利用者さんは3月末から脳梗塞で入院。結婚式に出るために利用者さんは一生懸命リハビリをしていました。病院とグループホーム、御家族の3者で結婚式に利用者様がでれるかどうかの打ち合わせを行った際、病院サイドは「厳しいですね」と暗雲だった模様。しかし彼は「闘ってきました!」と目がギラギラ。御家族と利用者さんの一生に一度の結婚式の為、「全て付き添います」「介助は全部できます」「何も問題はありません」「出たいって言ってるんです」と想いをぶつけてきた成果もあり、無事、病院からの外出許可も出て結婚式に利用者さんは出席できました。利用者さんが「(結婚式に)でれてよかった。。。」と号泣し、娘さんのウェディングドレス姿を一緒にとなりでみることができた彼。彼は法人にとって、なくてはならない存在です!復活した彼にMVPを!

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