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ナラティブRBA奨励賞

2010.04.13

2010年03月MVP受賞 いずみの杜診療所 リハビリ 猪狩健介主任

■推薦者: いずみの杜診療所 川井丈弘課長
■ 対象者:いずみの杜診療所 リハビリ 猪狩健介主任

いずみの杜のリハ課のまとめ役・調整役としての役割を全うしている職員さんを今回は推薦いたします。彼がこの役割を担い始めて、早丸一年になろうとしています。 当初、この役割を担うにあたって、彼が乗り越えなければならないハードルがいくつかありました。今から挙げるのは一年以上前の彼の印象です。 ①「ちょっとしたことでも」自分の意思にそぐわないことは露骨に顔に出る。 ②常に守りの姿勢。 ③チームというよりはまず自分が大事。彼はもうずっと前から利用者さんとの関わりに関しては、清山会らしいスタンスが在り微笑ましいのですが、どこかもったいなかった気がしていました。 今の彼は? ①に関しては、「自覚」が芽生えたのでしょう。数ヶ月も経たない内に良いほうへ向いていました。様々なことがこの一年間起こりましたが、まず受け止める「強さ」を身に着けていったように感じています。 ②についても、柔軟に考え、まずやってみようという気持ちも沢山見かけました。 ③については、彼は本当によく考える様になりました。これからの課題としては、その想いを周りのスタッフへ伝える言葉の力(もしくは言葉数)は必要にはなってきますが、(未だリハビリのスタッフみんなへ伝わるとこまでいってなくても)猪狩君なりに、ちゃんとこれからどうしていこうか、そして職員のことも心の中でいつも気にかけています。 いずみの杜のリハ課は3名の職員との別れに直面し、今新しい仲間と共に新しい新生いずみの杜のリハ課へ進もうとしています。実際彼は、今年に入り、今までにないくらいどん底まで落ちて元気がない時期もありました。私にできることは、一緒にお酒を飲むことぐらいしかできませんでしたが、彼は自分の力で一歩ずつどん底から這い上がってきています。これから先が見えない不安の中、職員みんなで幾度も業務改善や今後について話し合いをもっていました。それについては、彼がどうというより、周りの職員たちの支え全てがMVPに匹敵します。本当にみんなありがとう。 仕事外では、さらにMVPです。こんな男みたことありません(笑)彼はどんなに遅くに帰っても、自ら率先して家の様々な家事をフォローしています。奥さんの負担軽減の為、毎日自分でお弁当を作って持ってきています。声をかけると「いや、料理するの好きなんすよ」と。お金も職場では(いや、ほぼプライベートもか?)一銭も使いません。タバコ吸わない。ジュースなんて絶対買わない。毎日自前の手作り弁当ですから、昼食代は年間通してお金不要!タバコを吸い、ジュースを買い、コンビニ弁当買う私は一日で1000円の無駄が発生している訳です。彼ほど家庭に優しい男はいないと思います。未だ小さいお子さんのことも本当に溺愛し、彼の背中をみて育つ子は良い子になるだろうと確信します。 悩みに悩んだ一年、でも確実に成長しています。そんな彼に家族で息抜きする機会を設けてあげたく、今回の月間MVPに推薦させていただきます。 本当にいつもありがとう!これからも新生いずみの杜の為に力を貸してください。宜しくお願いします!

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