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ナラティブRBA奨励賞

2010.12.14

2010年11月MVP受賞 みはるの杜診療所 介護 葛西祥和さん

■みはるの杜診療所 岩渕真一さん
■対象者: みはるの杜診療所 介護 葛西祥和さん

今回もまた独特の喋り口調でファンが増えている葛西さんを推薦させて頂きます。10/26、よろず相談会にてみはるの杜のこれまでの軌跡を発表させて頂きました。その中で彼はデイケアの発表者でした。当日は100人近くの人たちが来て頂き、かなり緊張していた彼はかなりたどたどしかったと思います。もう少しで終わりそうな場面では、息遣いが荒くなってきてこのまま倒れてしまうんじゃないかと思われたことでしょう。でも彼はやりきりました。前日のリハーサルではK係長から「ただの文章を読んでいるだけではだめだよ、葛西さんのデイケアに対する思いや気持ちを籠めて文章に入れ、読んだ方がいい」などいろいろアドバイスされていました。リハーサルが終わって帰路についたのが午前1時。当日休みだった彼は、よろずが始まるまでの間、かなり考えてくれたと思います。前日に読んだ文章より利用者さんやスタッフへの想い、この3年近くみはるの杜の主任としてやってきた想いが事例の中に入っていました。ただあまりにも緊張し、原稿から目が離せない状態だったので、気持ちがあるのに口調が単調になってしまい、もっとうまく伝えられるのになって感じました。でも葛西さんの人柄の良さはとてもよく伝わったのではないかと思いました。前回も書かせて頂きましたが、本当に彼の優しさはハンパない。利用者さんへの思いはみはるの中で群を抜いている。あの大きな体に釣りで鍛えた?丸太のような腕で軽々と利用者さんをやさしく包み込んで抱っこする。利用者さんは安心して彼に身を委ねてくれる。そのシーンは毎日繰り返され、その姿を見ているスタッフも心から安心し、優しい気持ちに満ちてくる。決してハデではないけど、安定感にあふれ、落ち着いた雰囲気が流れる。とても印象的な彼のエピソードがあります。利用者さんやスタッフがちょっと苦手にしている一人暮らしの利用者さんがいます。お迎えに行って血圧が安定していると利用できる方なのですが、安定している時ほど行きたがらず、スタッフも何度となく粘るけれども連れてくることが難しい。でも彼はあきらめず、多少強引にでも来ていただく。周りはちょっとびっくりするが、時間がたてばそれなりの雰囲気になる。そのとき彼は私に言ってくれました。「周りのことを思うと、無理に連れてこなくてもいいかなって思うけど、一人で家にいるよりはご飯も食べられるし、安心できますし、利用人数だって増えるじゃないですか(笑い)」と。 よろずで彼が発表の前にあるスタッフから「葛西さん頑張れ!!」って声が掛かりました。言ってくれたのは1人でしたが、会場にいたみはるのスタッフ皆が心の中で同じ気持ちで送り出していたと思います。最近では葛西さんが先頭に立ち、車両事故に真摯に取り組んだおかげで、無事故の日々が続いています。もうただ笑うしかないと思っていた開所当初の頃の葛西ではなく、安定感に溢れ、こんなに頼れる男に成長した、葛西祥和を何卒よろしくお願いいたします。


■みはるの杜診療所 木村優さん
■対象者: みはるの杜診療所 介護 葛西祥和さん

今回も葛西さんを推薦させて頂きます。推薦回数かれこれ何度めでしょう?(本当にがんばっているのでしぶとく推薦させて頂きたいと思います)彼はどんな状況におかれても「一人一人の想いに耳を傾けてます」。利用者さん、ご家族、職員の聞く側にいつもいます。話しやすい雰囲気、なんとも言えない安心感は彼の人間性、日々こつこつと築きあげたものでしょう。彼は誰よりも利用者さんからの不安な気持ちだったり、愚痴だったりいろんな話しを聞いているはずです。フロアを歩けばあっちのテーブル、こっちのテーブルから「葛西さん、ちょっと来てー」と日々「葛西さん」と呼ぶ声が飛び交っております。一日があっという間に過ぎていくデイケア、限られた時間のなか正直、一人一人の利用者さんとじっくり話しができる時間、場面はほんのひと時です。一人一人の利用者さんとじっくり関わるには何かを犠牲にしなくてはならないような気がいたします。彼はどんなに忙しくても、何かを犠牲にしながらも立ちどまって親身になって利用者さんの話しを聞いております。利用者さんの声を一番に行動してます。一瞬一瞬を大切にしてます。職員に対してもそれは一緒です。小さいお子さんがいるので正直はやく帰りたいと思っていることでしょう。しかし職員ともじっくりと向き合い、気がつけば帰宅時間が遅くなっている事もしばしばです。彼の仕事に対する姿勢、信念みたいなものを感じます。 最近では事例発表、主任としての役割など人前で話す機会も増え「聞くこと」のみならず「話すこと」、「伝えること」にも磨きがかかりそれと同時に「彼らしさ」も以前より際立ってます。自然に周りの職員が「動ごく」原動力になっているのはそんな彼の存在が大きいような気がします。今後の期待、日頃の感謝の気持ちを込めて再度MVPに推薦させて頂きます。彼のやさしさははんぱないです。


■ショートステイみはるの杜 岩尾貴司さん
■対象者: みはるの杜診療所 介護 葛西祥和さん

えー、○○ですね。が名台詞の葛西さん。重苦しい会議の場も笑いが自然とでてしまいます。なぜかあの体から威圧感ではなく優しいオーラを感じられます。ここ毎回岩渕課長や木村係長から葛西さんへの推薦文が目立ちますが私も今みはるでMVPをとるなら彼しかいないと思います。先日葛西さんと二人で話をする機会がありました。毎回課長や優さんが推薦していただいて本当にありがたい。でも俺まだまだなのはわかってるから…MVPとることが目標でなくて二人の期待に応えることが目標だな。と 当たり前の話がすごく胸に響きました。その数日後三階のケアマネ室で私と葛西さんが事務処理を行っていると、ちょっといいですか?とデイの職員が入ってきました。正職へあがるためのプロジェクトの相談でした。月末ということもあり今日中にやらなくてはいけない仕事を中断し、二人向き合って話を始めました。時間はすでに22時。にもかかわらず真剣に話を聞き助言をしておりました。そういうところに他の職員は安心感と信頼感を感じるんだろうなと私も見習わなければと考えさせられました。 そんなまっすぐで安心感のある葛西さんを再度推薦させていただきます。みはるの無事故100日まであと約1週間!葛西さんの地道なら努力が叶いそうですね。

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