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ナラティブRBA奨励賞

2014.02.05

2014年1月MVP受賞 受賞者 老健いずみの杜 管理栄養士 小林 よしのさん

◆推薦者: いずみの杜診療所 猪狩 健介さん
■対象者:介護老人保健施設さくらの杜 管理栄養士 小林 よしのさん
今回も推薦します。何度も推薦しましたが介護老人保健施設いずみの杜・管理栄養士の小林よしのさんです。再々度推薦です!!小林さんは管理栄養士としての仕事はもちろんですが、小林さんの魅力は自身の専門分野にとどまりません。
 今年ある利用者さんが通所リハ利用となりました(以下Yさんとさせて頂きます)。Yさんは常に仕事モードで午前中は比較的穏やかに過ごされていただいておりますが午後になると『もう仕事ないんだろ?』といっては席を立たれている様子が目立ちます。ご家族からは入浴希望がありますが仕事モードなYさんはもちろん入りません。スタッフ皆でどうにか入っていただけないか四苦八苦している状況でした。そんなある日、いつものようにYさんは午後から席を立たれいつものように『帰るから!』といっては事務所に立ち寄ります。小林さんは事務所でYさんとやりとりする機会が多く、いつもの様に帰宅しようとするYさんの話を傾聴している姿が見られています。ある日、Yさんは眼鏡のレンズが片一方外れた状態でデイを利用していました。それに気づいた小林さん。『あれ?Yさん、眼鏡レンズ片方が無いケド…どうしました?』。Yさん『あぁ無いね、どこ行ったんだろ?』と。小林さん『そういえば浴槽の中にレンズが落ちてるかも?!』。Yさん『おお。そうかもしれないな』。小林さん『じゃぁ一緒に探しましょうか?』と。そのまま浴室へ移動。メガネレンズを探すという名目で見事入浴成功しました。今まで苦労していたのは何だったのでしょうか!?と言う位、あっさり入って頂きました。小林さんやるなぁ~、誘い方が上手い!と感心し小林さんのケアのセンスに驚かされ瞬間でした。
 単に入浴にお誘いするのではなくYさんの心理状態を上手く活用しお誘いしていますよね。誰でも自分の物を見失って、それがどこにあるか見当がつかない時、一緒に探してくれる人がいれば安心しますし心強いです。困っている人を手伝う事は人として当たり前の事ですよね。変に意識せずとも当たり前のことを当たり前に…。どこかで聞いたことのあるキャッチフレーズの様ですが。小林さんはそれができる頼もしい仲間です。
ここ最近、Yさんは事務所に小林さんを見つけるとすり足でキュッキュッと駆け寄ってきます。話は仕事が終わって帰るといった内容がほとんどです。仕事モードなYさんですから事務所にいるのが落ち着くようです。小林さんは優しく当たり前のように「課長、ここに座って下さい」と声をかけます。起用にパソコンを操作し自身の仕事をしながらYさんの仕事話を傾聴しています。なかなか事務作業で忙しい時にはどうしても「席に戻って!」と言ってしまいそうですが小林さんはそんな言葉は発しません。ちゃんとYさんの気持ちがわかっているからですね。Yさんのどんなリクエストにも応える小林さん。時には「マフラーを襟に入れて!」とわざわざ遠くから呼びつける事もあります。私は思わず「自分で入れて下さいよ~」と言いますが、小林さんはハイハイと素直に行動に移します。何て優しいんだろう…と思います。マフラーの一つや二つ襟に入れるだけの事、自分の心の狭さを実感します。小林さんの無償な優しさ。どこから湧いて出てくるのでしょう。私にもその優しさがあればと悔やみます。
 役割は管理栄養士ですが、それに囚われることなく、かといって疎かにするわけでもありません。資質と資格両方を持ち合わせた小林さんは素晴らしい人在だと思います。この文章だけでは伝えきれない魅力がいっぱいです。こんな小林さんに是非MVPを獲って頂きたいと思います。皆さん投票お願い致します!!

◆推薦者: いずみの杜診療所 後藤 浩樹さん
■対象者:介護老人保健施設さくらの杜 管理栄養士 小林 よしのさん
 やはりこの方にMVPをとって欲しい。今回も、老健いずみの杜・管理栄養士の小林よしのさんを自信を持って推薦させて頂きます。
 自分の栄養士としての仕事がある中で、スタッフルームで仕事をしていると、まずデイケアの利用者さんが到着すると挨拶をしてお茶を出します。入浴後のお年寄りの方には「ドライヤーかけますね」・「はい、水分補給のポカリです」と対応。11時を過ぎると、こども園に昼食のお届け、そしてデイケアの昼食準備、「○○さん、おしぼり一緒に取りにいきましょう」・「お味噌汁一緒によそって頂いてよろしいですか」と利用者さん{と}を忘れず関わっております。その間、外線がくると電話の対応・来客がくるとその応対。デイのおやつ作りにももちろん参加して下さり、利用者さんも小林さんを知らない方はいないでしょう。デイケア利用者さんの栄養相談や利用者さんの変化にも早く気付き、食事形態の提案・連絡・報告も忘れません。本当にアクティブに動く小林さん。また何といってもデイケアの利用者さんでお昼頃から落ち着かなくなる方がおられます。そこで小林さん、『課長こちらです』とその方をスタッフルームに呼んで自分の席の近くに案内し、やさしく対応。(課長はこの方の愛称です)。建築課の課長だったようで、デスクが落ち着くようです。しかし、何度も帰宅の話しをされます。そこでもさりげない小林さんの対応。デイケアのスタッフとしては本当に感謝です。今では、落ち着いてホールで過ごす時間が長くなり、本当に小林さんの関わりのお陰です。(その分、夕方の仕事が増えてしまい申し訳ないです・・)10月デイケアでは、定義山ドライブに行き、雨でしたが、雨の中利用者さんと一緒に参拝する姿眩しかったです。11月は、芋煮会イベント。利用者さんの昼食費だけで材料費をおさめようと、細かい予算の計算、そして伺いとしての予算は0でデイケアのイベントを行いました。ありがとうございます。12月のクリスマス忘年会・1月の新年会もおいしい食事ありがとうございます!
 同じことを書いてしまいますが、小林さんは当たり前のように細かい仕事も行います。電話対応・来客対応・利用者さんとの関わり・送迎の受け入れ・お茶だし・洗濯などなど。笑顔で行います。「当たり前の仕事を当たり前に継続して行うこと」本当に社会人としても見習うことも多いです。職種を超えての関わり、本当に清山会らしい栄養士さんだと思います。いつもありがとうございます。是非ともMVPに輝いてほしいです!!これからもよろしくお願い致します。

◆推薦者: いずみの杜診療所 佐藤 賢二さん
■対象者:介護老人保健施設さくらの杜 管理栄養士 小林 よしのさん
今回はこの方を推薦します。デスクを並べて1年ちょっとでしょうか。じわじわと力を発揮してきており存在感が増しています。日々めまぐるしく掛かってくる電話対応、来客の対応など私の手が足りない所にさっと率先して対応し「大丈夫です。私やれます」と一言。お礼を言うと「そんなことないですっ」と手を振っています。第一に謙虚さ、気が利く能力を持ち合わせています。これは相手の立場に立って物を考える姿勢がないと出来ないと思います。
 本来の業務としてイベント食の提案、利用者の食事指導も行い、限られた食材料の中でいかに工夫しておいしくできるか。栄養計画作成、厨房との橋渡し、こども園への昼食配達、急な打診のクリスマスの出し物でトナカイまでやってのけ「恥ずかしいですがやります。」と素直さも持っています。
そしてなんといっても食に対する栄養士としてのプライドだと思います。食事内容の改善には即座に対応し、献立の吟味と計画と評価を繰り返し、厨房スタッフとの連携を図り、味に疑問がある声が耳に入った時には「私に言ってくれれば・・」と悔しそうな表情。
しかし、確実においしいと言ってくれる方は増え、個人別の対応や改善された部分も多いと思います。食を通しての関わり、食事から生活を想像し家族関係や実際の生活状況のこまめな聞き取り、さらにここの所は包括の介護予防教室の講師と活躍の場を広げています。そんな役割をしっかりこなす実行力も持っています。
 栄養士としてのプライドはもちつつ、枠にとらわれない謙虚、気が利く、実行力を持ち合わせている人を推薦したいと思います。

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