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ナラティブRBA奨励賞

2015.08.12

2015年7月MVP受賞 受賞者2名 老健希望の杜 大沼秀行さん/DSわかなの杜 菅原順子さん

◆推薦者:介護老人保健施設希望の杜 久保内 大介さん
■対象者:介護老人保健施設希望の杜 介護 大沼 秀行さん
2か月連続になってしまいますが、老健希望の杜3階所属、大沼秀行さんを微塵のブレなく推薦させていただきます。
 本当にいい男なんです。 大沼さんは最近私に対してひどいことを言ってきます。「久保内さん、そこ狭くないですか?入れないんじゃないですか?」など、私のいじりに対して負けじと言い返してくれます。その度に大沼さん、元気だなと安心しています。
 彼を一言でいうと“実直”です。目立ってどうこうというスタッフではありませんが、光っています。
 他業種から転職してきた彼の持っている実直さは、資格より資質そのものです。小規模事業所から大規模事業所へ異動してきたころは、なかなか、かなでの杜の時にやってきた関わりができず、悩み、辞めようとも思っていました。しかし、大沼さんは大沼さんでいいし、利用者さんを想う気持ちは、働く事業所の大きさで変わるものではないので…との話をさせてもらった記憶はありますが、そこからの大沼さんは、少し心にゆとりがもてたのか、しかし、結局は変わらず“実直”に利用者さんとの関わりを持っています。悩んだかもしれませんが、大沼さんにとってこの仕事は天職なんだと私は勝手に思っています。それを実感させるだけのオーラを放っております。
 彼が最近言っていた言葉は、「今、めちゃくちゃ楽しくて、やりがいがあります。」とのことを言っていました。辞めようとしていた男から、この言葉を聞いた時には、とてもうれしくなりました。
 変わりなく謙虚に学ぶ姿勢は、本当にこちらに学びを与えてくれます。他人にはなんだかわからないほどのびっしりと書かれたメモ用紙。夜勤業務の大まかな流れを記した用紙は、ぼろぼろになりながらも、変化していく度に細かくその内容を記しております。利用者さんごとに違う処置(軟膏の塗布など)も看護師さんに聞きながら、変わったことがないのかを確かめメモを取り、たぶん誰よりも知っていると思います。私の頼みの綱も大沼さんだったりします。大沼さんに聞けば間違いない。
 介護の世界に飛び込んできてからまだ年数が浅いので、その部分では不安や悩みも多くあると思います。しかしそれを、打ち消していくために彼は努力します。努力を怠ることなく前に進みます。謙虚に「はい、はい」とうなずきながら話を聞き、メモを取り、利用者さんとの関わりを持っています。この姿勢は、希望の杜に来てから(かなでの頃からでしょうが)一貫として変わりありません。
 今、彼にはいろいろな役割が舞い込んできております。彼のこれからの成長を願いながらという部分は大いにあります。しかし、それ以上に彼だからこそお願いする部分があります。やりとげる責任感があります。
 利用者さんとの関わりでもその姿勢は変わることなく実直。誰にでも実直。やさしく丁寧に、その人の立場にたって考えてくれる。だからこそ好かれる。利用者さんは見ています。それを私に教えてくれます。
 利用者さんとスタッフとの関わりという部分で、動き出していることが3階フロアであります。チーフの雄君と大沼さんとが先頭になって取り組んでいます。この取り組みは必ず、フロアの意識を今よりより良い方向に向けてくれると信じています。私も共に取り組んでいきたいと思います。
 大沼さんから多くの刺激をもらっています。ありがとうございます。
 本当にMVPを取ってもらいたい。彼は、本当にMVPにふさわしいスタッフです。
 間違いありません。よろしくお願いします。

◆推薦者:事業支援室 佐藤 由香さん
■対象者:デイサービスわかなの杜 相談員 菅原 順子さん
7月29日はデイサービスわかなの杜の実地指導でした。管理者の匡晴さんに進捗を確認すると菅原順子さんが今整えていますとのこと。数日経って確認すると、当日どうしても菅原さんが学校行事で立ち会えないのです…と匡晴さん。結局、ご本人にお会いせずに迎えることになりました。(実地指導の状況については、たっぷりと指導いただいたので別の機会にみなさんにお知らせしますね。)そんな中、今回私が推薦するのは、デイサービスわかなの杜の菅原順子さんです。
では、なぜお会いしてもいない菅原順子さんを推薦するのか。それはやはり「通所介護計画」にあります。わかなの杜の定員は45名。登録は100名を超えています。実調に行って記録を起こして計画書を作ってサインをもらうよう他のスタッフに呼びかけて…。それを繰り返しされていたのが菅原順子さんです。
 実地指導の通知が届いて、日々の仕事や介護計画そのものについて振り返りをすることになるのですが、管理者や生活相談員の方、あるいは施設ケアマネや計画作成担当などといったプランを作成する方以外にも、直接お年寄りと関わるみなさんも一緒に、今後ぜひ考えていただけたらと思います。
 介護計画書は、ケアに対する想いだったり、お年寄りやそのご家族に寄り添う姿や関わる職員の心根に触れたり、さまざまなものに溢れています。加えて、日常において遅滞なく計画にそって仕事をこなす力を総合的にみることができます。だから、私は自信を持って菅原順子さんを推薦したいと思います。全ての事業所に想いが溢れることを願いながら。

◆推薦者:宮城野・青葉エリア 鈴木 徳さん
■対象者:デイサービスわかなの杜 相談員 菅原 順子さん
生みの苦しみを乗り越え、過去の分のわかなまで支えたこの期間。4月から順子さんが生活相談員になったからこそ本当に助すけてもらいました。
 皆さんは利用者さんとの関わりの裏に、外すことができない業務を意識しながら働かれているでしょうか?私たちは介護保険の中で関わる以上、見て見ぬふりをすることはできません。大切な利用者さんを守るために、辛くても逃げたくなっても目を背けることができないことがある。
4月から彼女が作成した書類の数々。もちろんただ単に書面にすれば良いわけではありません。介護から相談員になったことで、直接的に利用者さんと関わる機会は大幅に減りましたが、その書類を作成することで、利用者さんを想いながら作った計画書などは、介護の人に負けない想いが込められていたと思います。決して器用な方ではない順子さんは、持ち前の負けず嫌いで、人がくじけそうになる仕事をこの4か月本当につらい中踏んばってくれました。彼女がいなければ、どうなっていたかわからないと言っても過言ではありません。
7月下旬に入った実地指導。通知が来てから動いていては間に合うわけがありません。順子さんが相談員になった瞬間から日々コツコツと、直前には毎日遅くまで頑張ってくれたからこそ、何とか監査にならずに乗り越えることができたと感じています。
 皆さんも時には関わりの裏にある業務から見て見ぬふりをすることなく、今からしっかりと準備を進めるために、順子さんのような関わり方をしてくれている人に1票を入れてみませんか?
 日々本当にありがとうございます。これからもわかなのために、一緒に仕組みを考えていきましょう。

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