清山会グループからのご案内

震災復興メール

2011.04.07

木村優

お疲れ様です。みはるの杜の優です。 元気がでるかわかりませんが少しでも前向きな気持ちになって頂ければ幸いです。 今回の震災、本当いろんな事がありすぎました。みはるでも利用者さんの家が流され、ケガをされた方、行方不明、お亡くなりになられた利用者さんのご家族もいらっしゃいます。大好きだった利用者さんも亡くなってしまいました。私の実家も床上浸水し、親戚の家、同級生の家も流されてしまいました。家、仕事もなく家族、親戚、友人、職場の仲間を亡くされ不安、苦しみ、悲しみを抱える方が多くいらっしゃるなか自分に何ができるか?と世の中の大半の人が想っている事だと思います。ボランティアとして被災地に向かわれている方、国をこえ様々な方が復旧に向けがんばってます。行動してます。事業所、法人をこえ他法人、地域の方と支えあっている姿が清山会の各事業所でみられてます。絆が少しずつ深まってます。みはる、縁結びも地域の方やとなりのセリアさんにも助けてもらいました。現在、避難所に救援物質をもっていったり、送迎エリアを広げ再開が難しい事業所に通われていた方の受け入れなど積極的に行ってます。そして避難所生活をされている方にみはるのお風呂を開放してます。 今回の地震を機に「行動力」、「あたりまえにしている事のありがたさ」、「絆」について深く考えさせられました。 高校野球の宣誓で創志学園、野山選手が語っていた言葉が心に響き勇気と元気を頂きました。 「~人は仲間に支えられ大きな困難をのりきることができると信じてます。私達に今できる事。それはこの大会を精一杯元気を出して戦うことです。がんばろう!日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」 私達、清山会で働くみなさんにも同じ事が言えるのではないでしょうか? 生かされている命、仕事ができる事に感謝し職場の仲間と共に元気をだして精一杯、利用者さんを守りぬく、目のまえにいる困っている人の支えになる事が今私達ができる事なのではないでしょうか!利用者さん、ご家族、地域の方、職場の仲間、自身の家族、生活のためにも精一杯元気をだしてどんな困難にもみんなでのりきっていきましょう!!家に帰りたいと強く願う利用者さん、留まってもらうよう必死で説得するスタッフ、お互いの気持ちが痛いほど胸に突き刺さりました。津波でお姉さん、おふくろさんを亡くされている利用者さんから「ファイトだ優」と逆に励まされた事。震災で足を20針縫う大怪我をされ痛々しい姿で泣きながらご迷惑かけますが主人をお願いしますと話されたTさんの奥さん。寒さのなかIさんのむくんでいる手を一生懸命マッサージするNさん。 消防車、救急車が走るたびに家を心配しベランダにいくMさん、避難所から戻り自宅で食事もとれず、デイにきて助かったーと大泣きしていたUさん。なかなか寝むって頂けず夜勤者を困らせたYさん。そんなYさんの横で添い寝をしてくれた竪山先生。連絡がとれない私を心配し泥まみれになった送迎車で必死で私を探してくれた岩渕課長、葛西さん。風呂にはいれずますます黒光りする一方どんな状況でさえも楽しむ事を忘れず利用者さん、職員と関わる岩尾くん、ろうそくのあかり一本ですべらない話しをする、場を和ませてくれる斎藤さん、花粉症で涙目になりながら機転のきく行動をいつもとっていた岩渕くん、熱い想いで利用者さんをしっかりと守りぬいていた橋本さん、オールマイティーになんでも率先し動いていたれなちゃん、早朝、ガソリンで列んでいる時あったかいコーヒーをもってきてくれた富沢さん、ガソリン入れに何時間も並だにも関わらずガソリンをいれられずその上 足をくねらせ捻挫してしまった落合くん、ガソリンで並んでいる最中、「大」の方がどうにもこうにも我慢できず野○をしてしまった私。仮眠を1時間半オーバーしぐっすり寝てしまった私。そんな私を起こさず(起こせなかった?)見守ってくれた心優しいスタッフのみんな本当に申し訳ありませんでした。縁結び、精神デイ、ショート、デイ、医事、居宅、栄養士、スタッフ一人一人が一つになって本当に本当にがんばっていました。笑えない状況でも笑ってました。この数日間の一つ一つの出来事を心に刻み不安、悲しみ、苦しみを抱える方、困っている方の少しでも力になれればと思ってます。覚悟してがんばります。 がんばろう 日本!! がんばろう 清山会!! がんばろう 縁結び、みはるの杜 岩尾くん、葛西さん、落合くん、れなちゃん本当にありがとう!がんばれれよー!!
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