清山会グループからのご案内

震災復興メール

2011.05.11

浅倉恵子

昨日の全体運営会議での「震災を振りかって」の発表は、4地区毎の特徴がでていてどの発表も素晴らしかったです。初めの大河原地区は時系列に分析されていて今後にすぐ活かせそうでした。リーダーとしての鈴木次長の采配と各事業所を超えてのスタッフの繋がり、頑張りが理路整然にまとめられており感動しました。宮城野・青葉地区でのそれぞれの発表者の想いが心に響いてきました。自分の気持ちを素直に自分の言葉で表現されていました。そしてそこからみんなで考えた事業所方針。法人の理念・社是を前にしながら、より具体的に自分たちの想いを言葉にしてくれました。すごいですね。自分たちで考えたから実現できると思いました。県北地区の椿さんの利用者さんや職員を思う気持ちがひしひし伝わってきた発表に、さすが椿ワールド。(すごいです。)とてもいきいきしていて、いつの間にか希望の杜の椿さんになっていましたね。今回建物で一番被害を受けても「笑い」を大切に「みんなが笑顔になれるように」を忘れなかった。発表を聞いてみんなが暖かな笑顔になっていましたね。そして、泉地区の発表は団結力を感じました。私がメンバーなのにどうも年齢を考えると恥ずかしくて、発表できなくてすみませんでした。向陽台から安藤さんや後藤さんがその場で参加してくれて助けてくれてありがたかったです。渡辺さんが言ってましたが「清山会」はすごいと‥洗脳かどうか?自分たちが納得して、理解して、関わりを大切にして利用者さんやご家族さんと向き合っている。日頃から培われていることを感じました。理事長がマニュアルより方針が大事と言われました。その時、その時での判断力、その羅針盤になるのが理念・社是である。でも、自由であることが浸透していることであり、絵に描いた餅ではないことを強く感じました。本当に辛く悲しい震災ですが、ここから学んだこと、繋がりを継続していきましょう。利用者・ご家族そして職員の笑顔のために!ところで私は、宮城県社会福祉士会のメンバーとして被災地のボランティアに入っています。今回は雄勝、北上地区に入ってきました。自宅に戻られて生活している方々の困りごと聞き取り(ニーズ調査)です。実際高齢者世帯や独居の方はライフラインがまだ復旧していないので、水汲みに行けない。通院する病院が無くなった。お風呂に入りたい。近所助け合いながら生活されていました。少しでも困りごとが無くなるよういろんな手立てを考え繋いでいきます。雄勝の社会資源の特養施設が閉鎖してしまい、サービスは何もなくなりました。福祉避難所にならなければならない施設が閉鎖していることに驚きました。どうして?建物が残っておりライフラインが復旧できれば、住民のよりどころになれるのにと…清山会だったらあり得ないことだろうなあと思わずにはいられませんでした。また、民生委員さんを回って状況を聞いて、家が残っているからと周りからの中傷があったりして、船など流されて被災者なのに支援物資ももらえない等人間関係にもストレスを抱えていることがあるようでした。今回、困っている人の声を町や市に届けよう、なんとかどこかにつないで行こうと頑張っている、力強く、被災されて困っている人を守りたい一心で仕事をしているSさんという仲間に出会え、力を頂きました。未曽有の困難を少しでも一緒に克服できるように継続して関わっていきたいと思いました。一人一人が出来ることをやっていきましょう。疲れた時は休みましょう。最後に連絡です。5月25日(水)12時~13時半:向陽台地域包括支援センター(浅倉食堂)でカレーの炊き出しをします。皿とスプーンとコップは持参して下さい。 最近、生活が崩壊している浅倉ですが、どうぞご来店ください。
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